モーニングは凄いかもしれない

  • March 02, 2009 23:39

僕は子供のころからサンデーをずっと読んできたので小学館の漫画が好きでした。

小学館が好きな人は不思議と講談社の漫画を読まない人が多く、

僕も「金田一少年の事件簿」「GTO」「はじめの一歩」など、講談社のマガジンを代表する漫画はほとんど読んだことがありませんでした。不思議なものです。

ところが、最近は小学館の漫画がどんどん駄目になり小学館出身の漫画家が講談社に移って成功する例が目に付くようになりました。

最近、一番楽しみにしている「へうげもの」の山田芳裕さんも、昔はヤングサンデーで書いていたし、

「かってに改蔵」の久米田康治さんもマガジンに移って「さよなら絶望先生」を書いた途端に待望のアニメ化。

「ヒストリエ」の岩明均さんも「寄生獣」をヒットさせた後、小学館で「七夕の国」を書いたけど、結局、アフターヌーン(講談社)へ逆戻り。

「金色のガッシュ」の問題もあったし、なんだかなと言う感じ。

漫画家の質や力量以外の問題、講談社の方が作家が安心して描ける環境なのでしょう。

「へうげもの」の利休自刃の回を保存したくて先週の講談社のモーニングを購入したのですが、なかなか良く考えられています。

コンビニでさかさまに置かれたときの対処

もうかなり前からですが、モーニングはコンビニで上下さかさまに本を置かれたときの対処をしています。

http://static.flickr.com/3605/3322905638_d44340a2e6.jpg

これも、最初はすべて字を逆にしていたが修正して一部を正方向。しかも正方向の方を太文字にする工夫をしています。

ビジネス漫画の続きに勝間エッセイ

ドラゴン桜の外伝のビジネス漫画に「エンゼルバンク」という漫画があるのですが、その漫画が終わった直後に今を ときめく勝間和代さんのエッセイ。しかもタイトルが「『誰でも出来る』日本支配計画」(w。

しかも、最後にクイズがあって答えは携帯サイトへのリンクになっているとのこと。

http://static.flickr.com/3601/3322908834_f40d25a3e7.jpg

携帯サイトへのリンクはどこでもやっているだろうけど、漫画とエッセイの親和性の高さは凄いかもしれない。

雑誌-Web同時掲載 みかこさん

そしてもっとも感心したのがこれ、

http://static.flickr.com/3556/3322915794_4232475f28.jpg

なんとブログに貼ってオッケーな漫画があります。

しかもこれはtumblrで一時期話題になった人の漫画です。

せっかくなので貼ってみました。

今日マチ子 みかこさん
今日マチ子 みかこさん
今日マチ子 みかこさん
今日マチ子 みかこさん
今日マチ子 みかこさん

リンク先には以下のような一文が

当サイト『みかこさん』のマンガ画像データは、著者・今日マチ子さんの意向により、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。ライセンス条件は、「クレジット表示」「非営利利用のみ」「改変禁止」です。要するに、この条件内でさえあれば、あなたのブログやSNS日記などに自由にマンガを転載していただくことができます。『みかこさん』を読んで気に入ってくださった方に、この作品を紹介してもらえたら嬉しく思います。各ページに設置された「ブログに貼る」ボタンもぜひご活用ください!

スピリッツの「美味しんぼ」がネットを遠巻きにdisってるのと実に対照的です。

美味しんぼ、ネットを遠巻きにdisる:小鳥ピヨピヨ

今月号以外

他にも、「バガボンド」の最新単行本と同時にその直後の話をモーニング本誌で連載したり、

(集英社の「リアル」との同時表紙&連載再開&単行本発売は凄かった)

クオリティ維持のために人気作品には集中連載と休載を織り混ぜるのを認めたり(「バガボンド」、「チェーザレ」など)、隔週連載をしたり(「へうげもの」)。いろいろ工夫を凝らしています。

他にも岡崎玲子の斬新すぎるベリーダンス漫画や、諸星大二郎さんの「西遊妖猿伝」を意表をついて連載したり、

今はもうやってないようですが、モーニング・ツーを全編Web公開したりと、とにかく攻めまくりです。

が、しかし

講談社は今期の決算は結構厳しかったらしいので、今後どうなるかは分かりません。

いろいろな挑戦を続けてほしいものです。