海外ドラマ「ROME」に夢中
最近、TUTAYAで海外ドラマ「ROMEローマ」をレンタルして見ることにハマっています。
まだ第8話までしか見てませんが最高に楽しいです。
僕は「ローマ人の物語」の文庫版を読んでるくらいなので、ローマ帝国そのものに興味あるのですが、このドラマの凄いところはローマ帝国に興味のない人がローマに興味を持たないまま見てもめちゃくちゃ楽しいというところ。
なぜならば登場する女性キャラクターがほぼ全員ビッチでビッチ同士の激しい争いを繰り広げるからです。ビッチという言い方はあんまりなので別の言い方を考えようと思ったのですが、僕の語彙では思いつきませんでした(w
ビッチその1:第13軍団100人隊長ヴォレヌスの妻
- 夫が8年ガリアに行ったきりで数年前に死んだと知らされる。娘を育てながらも子供を出産。
- 「死んだと言われてたのだからしょうがないよな」と思っていたら、相手は妹の旦那さん!!
- 夫が戻ってきたときは15歳の娘の子供と嘘をつき、夫にばれないように周囲に言い含める。
- ヴォレヌスには冷たかったのだが、愛人(妹の旦那)が死ぬと突然ラブラブに!
主人公のヴォレヌスは面倒そうな男なので最初は奥さんの方に同情しながら見てたのですが、回を重ねるごとに「こいつが一番ビッチじゃないか?」と思うようになり、愛人が死んだあとの態度で決定的に!
ビッチその2:カエサルの姪、オクタヴィアヌスの母アティア
- カエサルの愛人セルウィリアが気に入らない。カエサルがセルウィリア邸に入り浸っていつまでもポンペイウスを追撃にでないことに腹をたててローマの町中にカエサルとセルウィリアのセックスしている落書きを描きまくり二人の間を裂く。
- ポンペイウスとの戦いでカエサルが劣勢になるとの情報がローマに入ると従者がみんな逃げて自分の家が危機に。さんざんヒドいことをやっていたのにも関わらずセルウィリアから従者を借りようと娘(オクタヴィア)に「裸のデカチンの奴隷」をお土産に持たせて派遣。
- 息子のオクタヴィアヌスが本ばかり読んでいて、頭の良さそうなことばかり言うのが気に入らない。ガリアがどれだけ遠くてどれだけ危険か分からないのにも関わらず「従者がいるから大丈夫」と言ってガリアのカエサルのもとへ馬を届けさせる。ガリアで従者は全員殺されて奴隷にされそうになる。
- 息子のオクタビィアヌスが童貞なのが気に入らない。無理矢理、高級売春宿に連れて行く。
- 娘(オクタヴィア)の旦那が反カエサル派だからという訳じゃなくて単純に生理的に気に入らない。離婚させるが、その後も逢い引きを続ける二人に腹をたてて従者に命令して旦那を殺害。
- ポンペイウスとの戦いに劣勢なカエサルを見捨ててローマで覇権を握るようにアントニウスを誘惑
ドラマ「ROMEローマ」の真の主人公。
ありとあらゆる面で短絡的で利己的な分かりやすい行動をとる。セルウィリアとの女の戦いがこのドラマのハイライトらしい。
「デカチン奴隷」は笑った。
ビッチその3:セルウィリア
- カエサルにフラれたのを怨念に持ちカエサルとアティアを呪い殺そうとする
- カエサル暗殺に積極的に参加。情報を手に入れるためにアティアの娘オクタヴィアとレズ関係に
評判をきくと後半はより激しくなるそうです。
ビッチその4:クレオパトラ
- ラリラリ娘
- カエサルに会う前日に妊娠しそうな日がくる。とりあえずローマ人との子供ができればカエサルの子と言い張れるので助けにきたローマ人ヴォレスの部下のプッロとセックス。目論見通りできた子供をカエサルの子供と言い張る。
事前に「クレオパトラはとにかくヒドい」との評判だったのですが、僕的にはかなりツボ。
実際のクレオパトラもあんな感じだったのではないかと思う。
もちろんビッチ以外にも見所はたくさんあるのでローマ好きな人も十分楽しめると思います。
総制作費は200億円以上、制作期間は企画から撮影終了まで約8年
という大作なのでローマ軍の軍装や、ローマの町並みも素晴らしいし、
怒れる小カトー、迷えるキケロ、単純で人のいいアントニウス、頭はいいけど冷徹な少年時代のオクタビィアヌス、カエサルとの深い友情でつながったカエサルの頭のいい奴隷などキャラクターも見応えあります。
ただしR15指定とは思えないくらいセックス&バイオレンスなので家族でみるときは注意。