小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル

  • April 04, 2008 08:52

先日、Wiiの新作ソフトのダウンロード販売「WiiWare」がスタートしたので、僕は「ドクターマリオ&細菌撲滅」と「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」を購入したのですが両ソフトとも非常に楽しいです。

ドクターマリオの楽しさは僕が始めて遊んだGB時代から相変わらずなのですが、それほど期待してなかったけど試しに買ってみた「小さな王様~」の方は予想以上に面白いです。かなり衝撃を受けました。

そもそも、ファイナルファンタジー、FFCCが好きでもない僕がこのゲームを購入しようとおもったきっかけは今年(2008年)の2月に米サンフランシスコで開催されたテレビゲーム開発者向け技術会議「GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)」における開発者の土田氏と白石氏の公演の記事を読んだことがきっかけでした。

【GDC08】スクエニ土田氏と白石氏がWiiウェアでの『クリスタルクロニクル』の開発について語る - iNSIDE

記事によればネットワークゲームであるFFIXのサーバーエンジニアだった白石氏がWiiウェアの概要を聞き企画を提案して実現したゲームとのことです。

ポイントはWiiウェアのソフトを開発するという会社の決定から開発者へ命令が下って作られた上(会社)から下(開発者)へ意思が流れるものではなく、開発者が意欲をもって会社に提案して作られたゲームということです。

さらに「プランナー1人、プログラマー2人、デザイナー5人の8人による開発(最大時で17名)」という小規模開発というのもポイントです。

大規模開発のゲームは豪華でそれはそれでよいのですが、大勢の開発者たちが共通のゴール(完成したゲーム)を意識して作らなければいけないので斬新なアイディアというものはどうしても生まれにくいようです。

例えば大規模開発だったGC&Wii版のゼルダの伝説と小規模開発のDS版のゼルダの伝説なら斬新なアイディアや小気味の良さといえば断然DS版の方がよく出来ていた。

僕はどちらかと言えばメイン開発者(ディレクター)が、一人の人間が見渡せる範囲で責任と情熱をもって作り上げたゲームが好きなので断然DS版が好きです。

「小さな王様~」も

「自分を含めて核となった5名のスタッフは常に一緒に行動していた。毎日、会社に行くのが楽しかった」(白石氏)

とまで言っているので、面白いか面白くないかは別として情熱あふれるゲームなんだろうなと期待してました。

また開発環境が

開発言語にもC++ではなくSquirrelと、任天堂から提供されるライブラリ「NintendoWare」が併用されました。

というのも面白いなと思いました。僕はC++は触ったこともないし、Squirrelという言語は初耳でしたが、やってることはWebプログラマーがスクリプト言語とオープンソースのライブラリを駆使して新規サービスを立ち上げるのに近い感覚なんじゃないかと思いました。

実際、ゲームの核になる部分は一人のプログラマーが3ヶ月で作ったようです。

想像ですが、新しいジャンルのゲームの核の部分を面白くするためには何度も試しに作って壊す、また作って壊すという作業が必要なため性能はいいけど固いC++じゃなく、LLに近い柔らかいSquirrelという言語を使ったのではないかと思います。

そんな訳で購入した「小さな王様~」ですが、これは本当に面白い!

「国造りRPG」という変わったジャンルなのですが、これはウィザードリー系の最初の町を0から造りあげる感じです。

普通のRPGで操作する冒険者達は一切操作できずに目的を与え、報告を受けるのみになります。

最初は武器屋もないのですが、ゲームが進むにつれ作ることができるようになり、防具屋、道具屋~と、プレイヤーの成長に合わせいろいろなものが作ることができます。

要素要素は既存のものでありがなら組み合わせると衝撃的に新しい感覚ということでは、はじめてファイヤーエムブレムをやったときに受けた衝撃に近いものがあります。

当時、既存の大戦略やファミコンウォーズのようなシミュレーションゲームとRPGを組み合わせることで全く新しい感覚を受けたのですが(今では珍しくもないがシミュレーションRPGというジャンルは当時なかった)、今回は「シムシティ + RPG」という組み合わせ。

ファイヤーエムブレムも「気がつけば数時間、、、、」という感じでやりましたが、「小さな王様~」も同じくらい夢中でやってます。

ちなみに130日目(十数時間)でそろそろ1周目クリアというところです。

もちろん追加データを買って2週目もやる予定です。

さて、一部では「1週間で追加データ販売とは、、、最初から入れてくれよ~」と評判の悪い別売の追加データですが、そういう形式だからこそ最初の価格が1500円になったと思えば十分じゃないでしょうか?

最初から追加データを買わないと面白くない悪徳商法のようなゲームじゃないかと思われたかもしれませんが、「小さな王様~」に関しては最初の1500円分で十二分に楽しめる作品です。追加データは1500円分遊んで「面白い」と判断した人が買うものなので「ずるずると金を取られ続けるのではないか?」と思って買うのを躊躇するのは勿体ないです。

とにかく安いですし、ネットでの評判も上々なので、ちょっとでも気になった人は買って遊んでみてください。

(ネットの評判を知るのには最近はYahoo!ブログ検索を使うことが多いです。)

「小さな王様」の検索結果 - Yahoo!ブログ検索