「さよなら絶望先生」はニコニコ動画時代のハルヒか?

  • July 16, 2007 05:00

今月(2007年7月)よりテレビ神奈川ほかU局+キッズステーションで放送中のアニメ「さよなら絶望」がニコニコ動画で大人気になっている。

このブログを書いている2007年7月16日6時6分の時点で最も再生回数の多い第1話(ニコニコ動画(RC)‐さよなら絶望先生 第01話 「さよなら絶望先生」 )の再生回数が276,383回(コメント数147,399)。ニコニコ動画経由でDVDの1巻を購入した人数が65人とかなり好成績だ。

見てもらえば分かると思うが、地方放送局が制作したアニメとは思えないほどクオリティが高い。木村カエラ時代のsakusakuファンの僕としては「木村カエレ」というキャラクターを擁するこの漫画をsakusakuを放送しているテレビ神奈川自らがアニメ化したことに絶望したが、このクオリティなら致し方ないというところだ。

原作の久米田康治先生自ら手掛ける黒板ネタなど細かすぎて分からないギャグが多いのも特徴。すべてを把握したい方は カテゴリ:アニメ - さよなら絶望先生元ネタWiki を参考にすることを勧める。

また第一話の映像を独自編集し、恋愛物語の主題歌に転化させた( ニコニコ動画(RC)‐こんなに近くで... さよなら絶望先生 )は素晴らしい出来なので、まだ本編を見てない方はこちらを先に見てから本編をみて絶望してほしい。

ところで全国的にオンエアーされないアニメをハイクオリティで制作し、ネットの口コミマーケティングで勝負するというのはかつてどこかで見た手法だ。前回の例から1年ちょっとしか経っていないのにニコニコ動画を見てしまうとYouTubeを古くさくすら感じてしまう。細かすぎて分からなかったネタをコメントで気づいて笑うこともしばしば。

この「さよなら絶望先生」がニコニコ動画をつかったネットマーケティングの有効性の試金石になるかどうかは分からないが、ニコニコ動画経由での購入数である程度の影響力を測れるので今後もニコニコ動画と「さよなら絶望先生」を追っていきたいと思う。

追記

Danさんが 404 Blog Not Found:究極のアフィリエイト、ニコニコ市場 で僕の言いたかったことを分かりやすく書いてくれました。

僕は、ほとんどのものが無料で使えるのがネット社会のいいところだけど清貧であっちゃだめだと思ってます。

Gmailは無料だけどGoogleは他で儲けてる。儲けてるからPythonの作者を雇用できる。ちゃんとビジネスになってないとね。

ニコニコ動画は有料会員もかなりの人数を獲得していた。ニコニコ動画はネットに詳しい人で盛り上がっているように思えるので、ニコニコ市場でものを買う人の少なくない人数が

ニコニコ動画に手数料が入ると分かってて購入

してると思う。

ポイントはみんな よろこんで金を払っている ということだ。客が嫌々金を支払うビジネスモデルは今後うまくいかなくなるだろう。

さて、絶望先生ですが、12話中3話が終わった直後の7/22現在、DVD1巻の売上が174枚。DVD市場に詳しくないのだけど、こういったシリーズもののアニメは何枚売れたらヒットなのだろうか??このまま順調に売上が伸びると何枚になるのだろう??

あのクオリティはDVD販売で元を取るつもりだからこそと思っているので、もう一つ何か仕掛けがありそう。

「販売用のDVDのみ黒板ネタを全部入れ替えます!!」

とかね。