中古マンションを購入してリフォームする日記17 賃貸についての個人的意見

  • 3月 03, 2010 23:04

こうやって、中古マンションを買ってリフォームを楽しんでいる最中ですが、最初に書いたように心情的には賃貸もいいと思っています。

ueBLOG | 中古マンションを購入してリフォームする日記1 - リフォーム工事開始

不動産購入を考える前の賃貸に対する考えと、今現在の賃貸に関する考えに多少変化があるので、まとめておこうと思います。

賃貸のメリット

まずメリットですが、以下のような感じでしょうか、やはりメリットは非常に大きいと思います。

生活環境の変化に合わせて自由に住む場所や大きさを変化できる

転職・転勤、家族構成の変化、両親の介護が必要になる、子供のいじめ問題、、など、自分の環境の変化や、近所住民とのトラブル、治安悪化などの外部環境の変化に応じて住む場所や大きさを替えることができます。これは、非常に大きいと思います。

基本的な修理修繕はすべて大家持ち

雨漏り、電気・上下水道・ガス、建具などの点検・修繕など、すべて大家持ちでやってくれます。これは良い反面、どこまでやるかの判断が大家さん次第になるので微妙なときもあります。

現在の賃貸の残念なところ

一方、残念なところも少なくありません。

賃貸料が高額

貸す側からすると、10年程度で投資回収しないとやってられないし、トラブルの可能性もあるので仕方ないと思いますが、購入に比べると高いと思います。

退去時に原状復帰が求められる

壁にネジ止めで棚をつくるとか、床を傷つけるような可動式の家具とかを使うと退去時に高くつく場合があります。敷金が戻ってこないとか、、。

また、部屋に気を使って生活することも疲れます。

キッチンやバスがボロいので入れ替えようと思っても、借り手がいる最中に大家がやるメリットがないし、借り手が自分で替えるにしても現状復帰が面倒です。

画一化されたデザイン

賃貸は

  • 大家からすると「投資を抑えてリターンを大きく」
  • 借り手からすると「なるべくキレイなもの」

となるので、お互いの妥協点として

  • 大量生産の安い部材でなるべく小奇麗に

という状態になりがちです。その結果、無個性な画一された住空間になりがちです。

同じくコストを控えなければいけないカフェやレストラン、服屋の多種多様の内装と比べると、マンション内装の無個性さは際立っているように思えます。

これからは借り手市場

しかし、人口が減るということは、借り手が少なくなるので、これまで貸し手市場だった賃貸も借り手市場に変わるということです。

今後は大家も借りてもらうために、いろいろな工夫が必要になるでしょう。

いまでも、借り手を意識した賃貸がいろいろ出ているのですが、今後はますます増えていくでしょう。

ルームシェア

海外の都心に住む若者は、高い家賃が払えないので友人とみんなで広いマンションを借りてシェアする「ルームシェア」というのがあるそうですが、日本でも最近人気が出ているようです。

ひつじ不動産は、そんなシェア住宅情報を紹介するサイト。

オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産

最近は同じ趣味志向をもった人を集めてシェアするのが人気のようで、プログラマーたちのルームシェアに ギークハウスプロジェクト と、いうのもあるそうです。

独身のうちは、こういうのも楽しそうですね。

家族用には、大食堂のようなところをマンションの住民みんなでシェアして、月に1,2度まわってくる食事当番と食費や光熱費、維持費などを負担すると毎日ご飯を食べられるようなところもあるようです。

コレクティブハウジングとは - NPOコレクティブハウジング社

リフォームOK賃貸住宅

借り手のいなく、人気のない古い物件の大家さんがこれから増えると思います。

数百万かけてリノベーションをするのは、借り手がつかなかったときのリスクが大きいと感じる大家さんのなかにはリフォームに寛大な人も出てくるのではないでしょうか?

取り壊しが決まっていて、それまでなら好きに住んでいいという物件は今までもありましたが、今後は選択肢も増えると思います。

ちなみに、2007年なのでもう借りられているでしょうが、「賃貸 リフォーム自由」で検索するとトップに現われるこの物件には衝撃を受けました。

最新!池尻大橋の賃貸blog: 内装リフォームOK!池尻賃貸マンション!!

■■物件概要■■
◇田園都市線 『池尻大橋』駅 徒歩1分
■賃料:60,000
■管理費:なし
■礼金:1ヶ月 敷金:1ヶ月
■1K Type (約23㎡)
●バス・トイレ別 ●2口ガスキッチン
●エアコン ●バルコニー ●収納
●敷金1ヶ月 ●礼金1ヶ月 ●リフォーム自由

あまりに安いので何かありそうですが、こういうリフォーム自由物件は増えると思います。

数年ごとに計画的に引越し

首都圏では2年に1度、契約更新料として賃料1ヶ月分を払わなければいけません。一方、引越し費用は近所なら梱包、開梱つきで10万ちょっと、オフシーズンを狙えばもっと安くなると思います。

そこで、2年か4年ごとに計画的に引っ越すというのも良いアイディアだと思います。

中古マンションの内覧に行くと、物凄い汚い物件をよく見かけるのですが、流れの悪い川がよどむのと同じで、長く住むことによって、よどんでいくからだと思います。

引越しが決まると、いつも大量のゴミを出しますしね。

定期的に引っ越すのは、余計なものを持たない生活を維持できるのでいいのではないでしょうか?

ある程度のリフォームをやってしまう

賃貸で退去時に自分でリフォーム会社を入れて壁紙を全部貼り直せば、たとえ賃貸でも自分の好きにできるのではないか?

と、今回のリフォームをしてみて思いました。

前回で紹介したように壁紙を替えるだけで、非常にきれいになるので、、、。

ueBLOG | 中古マンションを購入してリフォームする日記16 結露にはエコカラット

しかも壁紙は割と安いです。

これまで、壁に穴を開けないように壁に棚を作ったり、ペンキで色を塗ったり、天井をいじったりしなかったのですが、退去時の現状復帰代に30万~50万もあれば、ある程度、自分の好きに生活できると思います。

これについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

結論

いろいろ事情があって、今回、僕ら家族は不動産購入をしたし、満足もしているのですが、やっぱり賃貸は賃貸で魅力があると思います。

ライフスタイル次第なので、自分にあった住環境作りを考えるといいと思います。

今日の作業

大工仕事がすべて完了しました。大工の大井さんご苦労さまでした。

あとは漆喰塗りだけです。

来週には完成した家の写真を紹介できると思います。